ゲーテとシラーのいわゆる「バラードの年」といわれている1797年のこと。
21歳のアブラハム・メンデルスゾーンはみずからの銀行設立を決断してパリに向かった。その途中でイエナに立ち寄ったアブラハムは、友人ツェルターが彼に託していた歌曲集を詩人シラーに手渡した。
シラーがその楽譜をゲーテに見せたところ、ゲーテは興味をひかれたようであった。なぜなら、 “バラードの年、荘厳ミサの年” の続きを読む
公演のプログラムノート
ゲーテとシラーのいわゆる「バラードの年」といわれている1797年のこと。
21歳のアブラハム・メンデルスゾーンはみずからの銀行設立を決断してパリに向かった。その途中でイエナに立ち寄ったアブラハムは、友人ツェルターが彼に託していた歌曲集を詩人シラーに手渡した。
シラーがその楽譜をゲーテに見せたところ、ゲーテは興味をひかれたようであった。なぜなら、 “バラードの年、荘厳ミサの年” の続きを読む