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2025年4月29日(火・祝) 17:00開演
佐藤卓史さんによるシューベルト語り尽しの会。
今回のテーマは「終わりのないソナタたち」。
様々に時代もスタイルも違う音楽に必ずひとつある共通点、それはどの音楽もいつかは「終わる」ということです。
終わらないものは音楽ではない、にもかかわらず「終わらない音楽」を書き続けた人の代表がシューベルトだといえるでしょうか。
終わっていないものを「終わっている」ようにする、つまりそれを音楽にするにはなんらかの力が加わる必要があります。その力の一つが想像力ではないかと思っています。
シューベルトが1825年に書き始め、冒頭からもはや後期ロマン派の表情がのぞく全4楽章の力作ながら、第3楽章以降は未完成となっているピアノソナタ、通称『レリーク』は1839年にロベルト・シューマンによってなぜか「シューベルトの最後の作品」と紹介されたことも相まって、数ある未完成作品のなかでも特別な位置に置かれてきました。
幻視をもたらすようなその独特の雰囲気が後世に与えた影響の大きさなど、天才シューベルトの魅力を解き明かす上で絶好の作品ともいえる『レリーク』をはじめ、シューベルトの数々の未完作品を補筆し続けている佐藤卓史さんの視点から、「音楽」としてこれらの作品の触れる楽しみについて解き明かすマニアの集会を開催いたします。
終演後には恒例の「プンシュの会」も開催予定。皆様、是非ご参加ください!