「カンタさんと一緒に演奏したい!」
京都市交響楽団メンバーの皆さんの熱意で実現したマルティヌーの弦楽六重奏公演。
そのリハーサルの合間にカンタさんがバッハやシューベルトを一人で黙々と演奏(おそらく他の日のコンサートのため?)されている、その素晴らしさに驚嘆しながらいつかこうした作品も聴かせていただくことが叶えば…でも、難しいかな…と、先日の六重奏再演の公演が決まった後も憧れの気持ちでいました。
そんな1月のある日、
「ハロー。高田さんですか?」
そのルドヴィート・カンタさんから電話がかかってきました。
!!!!!
そこからのことは興奮してしまってあまり覚えていないのですが、とにかくカンタさんが3月20日に京都に来て、なんとカフェ・モンタージュで演奏を聴かせていただけるということが決まりました。
自分の秘めた思いが届いたか、もしくはお客様達の声が届いたか(たぶんこっち)、待望のリサイタル公演が実現いたします。共演はカンタさんが厚い信頼を寄せていらっしゃる鬼頭久美子さんです。
ブラームスのヴァイオリンソナタとフランクのヴァイオリンソナタをそのままチェロで弾いてしまうという意欲的なプログラムを聴かせていただきます。滅多に実現しないことと思います。皆様どうぞご期待ください!
― カフェ・モンタージュ 高田伸也