「ショパンと夜の灯り」
2025年1月11日(土) 19:30開演
【プログラム】
C.ドビュッシー:
前奏曲集 第1巻より
「帆」、「野を渡る風」
F.ショパン:
ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35 ≪葬送≫
C.ドビュッシー:
前奏曲集 第2巻より
「ヒース」、「水の精」
ショパン:
ピアノソナタ 第3番 ロ短調 Op.58
作曲家のいわゆる中期と後期に作曲され、いずれも伝統ある『ピアノソナタ』のジャンルに取り組む上でショパンならではの見識がふんだんに盛り込まれた、いずれも全4楽章の大作。
ショパンの2つのピアノソナタを一度の演奏会で聴くということは、これまでに経験したことがありません。
長編を2冊続けて読むような体験となるのではないかと想像していますが、表紙をめくる前に灯す前奏曲がそれぞれ2曲ずつ用意されている周到なプログラムとなっています。
これまでカフェ・モンタージュではメルセデス・アンサンブルのシューマンシリーズほか、室内楽の大作を素晴らしい演奏で聴かせてくださっている島田彩乃さん。いつかソロを聴かせていただければと願っておりましたが、満を持してのショパン公演が実現いたします。
終演後にはドリンク片手にお寛ぎいただけるレセプションをご用意致しますので、土曜日の長い夜、是非楽しみにしてご参加頂けますと幸いです。
皆様のご来場をこころよりお待ちしております。
― カフェ・モンタージュ 高田伸也
室内楽では数え切れないほどうかがっているカフェ・モンタージュ、ソロでの公演は "初" です。
一月のひんやりと引き締まった空気に、ショパンの傑作が響きわたり、ドビュッシーの小品が妖しげな灯りをともす…。
非現実の世界に迷い込んだようなカフェ・モンタージュの空間で、今回はどのようなインスピレーションを受けられるでしょう。非常に楽しみです。
― 島田彩乃