「フォーレの肖像」

2024年11月30日(土) 20:00開演

正戸里佳

ヴァイオリン

岡田将

ピアノ


入場料金:3000円



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〔会場〕
カフェ・モンタージュ ≫ 地図
京都市中京区五丁目239-1(柳馬場通夷川東入ル)
TEL:075-744-1070


【プログラム】


・夜想曲 第6番 変ニ長調 op.63

G.フォーレ:
・月の光 op.46-2
・夜想曲 op.57-2
・夜op.83-2

・夜想曲 第13番 ロ短調 op.119

・ヴァイオリンソナタ 第2番 ホ短調 op.108



音楽が想起する、今の言葉

ガブリエル・フォーレは20代でフランスを代表する作曲家となって以来、生涯の最後まで頭脳の明晰さを失わずに作品を書き続けた稀有な大作曲家でした。
最後の作品となる弦楽四重奏曲を書き上げたのが100年前、1824年の9月。それから2か月足らずの11月3日、つまりその死の前日に長男と次男を自分の部屋に招き入れてこう言ったといいます。
「私がこの世を去ったら、私の作品が言わんとすることに耳を傾けてほしい。結局、それがすべてだったのだ……。恐らく時間が解決してくれるだろう……。心を悩ましたり、深く悲しんだりしてはいけない。W(J-M.ネクトゥー著『評伝フォーレ』より)
その時間はゆっくりと近づいてきたのだと思います。

フォーレの晩年の作品群が難解であり、ごく一部の人のためだけにあるという時代は終わりました。
耳を傾け、ずっとそこにありながら見えなかった存在に出会うまで、その音楽が言わんとしているところに思いを巡らせる時代。フォーレの死から今年100年を迎えるにあたって、音楽という言葉の芸術、その極致をお聴きいただきたいと思います。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。


― カフェ・モンタージュ 高田伸也

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ライブ音声配信

・最高峰の機材を使用した高音質配信です
・公演から1週間後までアーカイブ視聴可
*映像はございません

料金:1000円