「400年後のロンサール」

2024年7月20日(土) 15:00開演

谷村由美子

ソプラノ

若林かをり

フルート

若林千春

ピアノ


入場料金:3000円







〔会場〕
カフェ・モンタージュ ≫ 地図
京都市中京区五丁目239-1(柳馬場通夷川東入ル)
TEL:075-744-1070


【プログラム】


A.ルーセル:
ロンサールの2つの詩
・我が愛しきナイチンゲール
・空、大気、風
笛吹たち

A.カプレ:
夢と小さなワルツ

F.プーランク:
ギターに寄す

F.シュミット:
ロンサールの4つの詩 op.100
・もし…
・特権
・彼女の両目
・或る夜、アモールが

M.ラヴェル:
クレマン・マロの二つの風刺詩
・雪を投げつけたアンヌ
・スピネットを弾くアンヌ
ロンサール、ここに眠る





フランス近代の古代趣味

象徴主義はラファエル前派を通じてそのまま古代趣味につながっている。
かつての時代にしか通じず、今は失われてしまった言葉、音の響きに対する憧れがひとつの芸術の活動に結び付きました。
ルネサンス期の詩、ニュアンスそして形式をなぞりながら、音楽に新しい空気を吹き込んだフランス近代の作曲家の世界を覗く土曜日のマチネ公演です。
今年はルネサンス期プレイヤード派の大詩人ロンサールの生誕500年。そのプレイヤード派も嘗ては古代ギリシャ・ローマの文芸を規範としていたといいます。時は巡り、2024年の深い呼吸の中に響くロンサールの詩、是非聴きにいらしてください!

― カフェ・モンタージュ 高田伸也