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「フィガロハウスのモーツァルト」
2024年7月18日(木) 20:00開演
【内容】
第1回 「ジャカン家のモーツァルト」
W.A.モーツァルト:
・ピアノ三重奏曲 第3番 ト長調 K.496
大石彩代 violin
木村美香 cello
原田明里 piano
・クラリネット三重奏曲 変ホ長調 K.498
木津結子 clarinet
石井悠紀子 viola
藤本紗朗 piano
2024年7月18日(木) 20:00開演
1786年の歌劇『フィガロの結婚』上演は、モーツァルト本人に大きな成功を齎しただけでなく、その後すぐに起こるフランス革命から神聖ローマ帝国の崩壊に至る新たな時代の象徴的な出来事でした。
のちに"フィガロハウス"と呼ばれることになるウィーン中心街の自宅に籠りながら、あたかもその時代の全てに繋がっていたかのようなモーツァルトの偉大な足跡を、『フィガロの結婚』直後から、ピアノ協奏曲の最高傑作とされる第25番 ハ長調に至る類まれな傑作群に焦点をあてて辿ります。
京都市芸術大学の在学生を中心とした精鋭メンバーによる演奏で、全4回にわたってお送りする大モーツァルト・シリーズです。
第1回公演ではウィーン大学の植物学教授ジャカンの家に出入りしていたモーツァルトが残した、愛らしくも謎に満ちた三重奏曲を取り上げます。
― カフェ・モンタージュ 高田伸也