MONTAGE+
「フィガロハウスのモーツァルト」

2024年7月18日(木) 20:00開演

原田明里

ピアノ

藤本紗朗

ピアノ

木津結子

クラリネット

大石彩代

ヴァイオリン

石井悠紀子

ヴィオラ

木村美香

チェロ


至高のモーツァルトを聴く


「フィガロの結婚」の大成功のあと、モーツァルトの消息はしばし不明となり、その短い期間に書かれたとは信じがたい傑作ばかりがそのあとに残されました。
絶頂期にあったモーツァルトによる知られざる作品、京都市芸術大学の皆さんと辿る全4公演です。


入場料金:2000円



予約する


〔会場〕
カフェ・モンタージュ ≫ 地図
京都市中京区五丁目239-1(柳馬場通夷川東入ル)
TEL:075-744-1070


【内容】


第1回 「ジャカン家のモーツァルト」

W.A.モーツァルト:
・ピアノ三重奏曲 第3番 ト長調 K.496
大石彩代 violin
木村美香 cello
原田明里 piano

・クラリネット三重奏曲 変ホ長調 K.498
木津結子 clarinet
石井悠紀子 viola
藤本紗朗 piano





「沈黙するモーツァルトの黄金期」

1786年の歌劇『フィガロの結婚』上演は、モーツァルト本人に大きな成功を齎しただけでなく、その後すぐに起こるフランス革命から神聖ローマ帝国の崩壊に至る新たな時代の象徴的な出来事でした。
のちに"フィガロハウス"と呼ばれることになるウィーン中心街の自宅に籠りながら、あたかもその時代の全てに繋がっていたかのようなモーツァルトの偉大な足跡を、『フィガロの結婚』直後から、ピアノ協奏曲の最高傑作とされる第25番 ハ長調に至る類まれな傑作群に焦点をあてて辿ります。
京都市芸術大学の在学生を中心とした精鋭メンバーによる演奏で、全4回にわたってお送りする大モーツァルト・シリーズです。
第1回公演ではウィーン大学の植物学教授ジャカンの家に出入りしていたモーツァルトが残した、愛らしくも謎に満ちた三重奏曲を取り上げます。

― カフェ・モンタージュ 高田伸也