「ブルターニュのソナタ」
2024年6月29日(土)20:00開演
【プログラム】
G.ロパルツ:
ヴァイオリンソナタ 第2番 (1917)
A.ルーセル:
ヴァイオリンソナタ 第2番 (1924)
M.ラヴェル:
ヴァイオリンソナタ 第2番 (1927)
ギー・ロパルツはドビュッシーより2歳だけ若い、ブルターニュ生まれの作曲家。
ブルターニュはフランスの中でもケルト文化の色濃く残り、独自の音楽が口伝で残されている地域で、ロパルツの音楽の中にもケルトのヒースを吹き抜ける風を思わせるようなメロディやリズムが溢れています。ヴァイオリンソナタ 第2番は30分を越える大作でありながら、常に気候の変化する絶景を眺めるうちに時間の過ぎるのを忘れてしまうような魅力的な作品です。
カップリングは同時代の少し若い世代である、ルーセルとラヴェルのヴァイオリンソナタです。
どこか幾何学的な図形の旋回を思わせるルーセルのモダンな感性、そしてラヴェル晩年の多様式と唯一無二の旋律の融合、フランス音楽の様々な側面をお楽しみいただける一夜。皆様、どうかお聴き逃しなく!
― カフェ・モンタージュ 高田伸也
ライブ音声配信
・最高峰の機材を使用した高音質配信です
・公演から1週間後までアーカイブ視聴可
*映像はございません
料金:1000円