Cafe Montage

カフェ・モンタージュの現在の安全対策について、ご説明いたします
本年にはいってからの緊急事態宣言のあと、発表される感染者数が減少していく中で「安全対策」という言葉の意味するところが一段とはっきりとしてきたと感じています。
また、劇場が発信するべき「安全対策」の意味合いと情報共有のあり方についても、慎重を期して過ごしてきた1年間を振り返って今一度整理する必要があるのではないかと考えています。
感染者数の増減そのものに個の力で直接に関与することが出来ないにも関わらず、増減する数字が個々の生活に直接関与してくることを考えると、この数字は何かに似ています。
例えば選挙の投票率という数字には、誰も特別に関与することが出来ないにも関わらず、投票率そのものは必ず全ての人の生活に影響を与えるように見えます。
そういった数字は他にもたくさんありますが、今回のように1年間を通して毎日発表されることは経験になかったことです。頻繁に株や為替の取引をしている人であれば、似たような経験があるのでしょうか。経済の世界では毎日の数字の増減に個人が関与するということはあってはならないことですが、そうしたいという欲望だけは誰もが持っているという可能性を考えると、日々発表される数字にこれだけたくさんの人がさらされ続けるということそれ自体が、社会における大変なストレスを意味しているのではないでしょうか。
その種類のストレスを、なんとか軽減していく方法を見出していくことが、これからの劇場には求められているのではないか。と考えています。
劇場における「安全対策」としてカフェ・モンタージュでは、その場にいる人同士の感染経路を絶つことと、自分が直接関与できない数字からの解放を同時に達成することを目標としたいと思います。



その上で、以下の通りの事柄について、あらためて皆様にお願いをする事とさせていただきます。

皆様にご協力をお願いしたいこと