「J.S.バッハ」

2024年8月3日(土) 20:00開演

黒川侑

ヴァイオリン


入場料金:3000円






〔会場〕
カフェ・モンタージュ ≫ 地図
京都市中京区五丁目239-1(柳馬場通夷川東入ル)
TEL:075-744-1070


【プログラム】

J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンソナタ 全3曲
第1番 ト短調 BWV1001
- Adagio
- Fuga
- Siciliana
- Presto

第2番 イ短調 BWV1003
- Grave
- Fuga
- Andante
- Allegro

第3番 ハ長調 BWV1005
- Adagio
- Fuga
- Largo
- Allegro assai




音楽の喜び

カフェ・モンタージュで演奏させていただく機会はこれで二度目ですが、前回のブラームス:ピアノ四重奏集に続き今回は「J.S.バッハ」、その中でも無伴奏ヴァイオリン・ソナタを集中して取り上げます。

J.S.バッハの作品、中でも無伴奏ヴァイオリン・ソナタの三つには愛着があり、ずっと昔から継続した公演の機会では一度に一曲ずつ取り上げたりと、どこか惹かれる気持ちで勉強を続けていました。敬虔な教会ソナタ形式の3曲の無伴奏ソナタ…しかし、一見瞑想的にも思えるこの曲も、喜びに溢れた「ブランデンブルク協奏曲」全曲演奏会に一度参加してからというもの、バッハ自身本当に音楽の喜びや幸せを思い作曲していたのではないか、ということに思い至りました。生命力や人生の事柄の根本というところまで手が伸びるような、と言えるのかもしれません。そんな世界へどうやったらより深く入っていけるのか、弾き手としても聴き手としても、いつも願わずにはいられない気持ちです。

バッハ自身がどの程度意識したかは分かりませんが、無伴奏のパルティータとソナタは、ともに1番から3番に向けて短調から長調へと世界が開けていきます。今回、ハ長調という全ての基本と言えるような調性へと向かう、それぞれにバッハの「フーガ」を含む三つのソナタが連続することが、この親密な空間でどのような景色をつくるのか、僕も心から楽しみです。
このバッハの(そして僕の)音楽の喜びを、お聴きくださる皆さんにも共有いただけますように!

― 黒川侑

Live Streaming

ライブ音声配信

・最高峰の機材を使用した高音質配信です
・公演から1週間後までアーカイブ視聴可
*映像はございません

料金:1000円